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高価なものでは一千万円以上もするお墓

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高価なものでは一千万円以上もするお墓ブログ:01-6-2014


ぼくの実家は料理屋なのだが、
ぼくが小さい頃は、まだ芸者さんがたくさんいる時代で、
18時には、宴会によばれた芸者さん達がやってきていた。

芸者さん達は、お座敷以外でも、
時には艶やかに、時には気っ風よく、
その振る舞いはお子さん心に、かっこよく映ったものだった。

しかし、実際の芸者さんは華やかさだけではなく、
様々な悲哀をあわせもつ仕事だった。

そんな女性達の生き方を肌で感じながら、
ぼくは大きくなっていった。

この料理屋は、
ぼくの祖母が女手一つで築きあげたもので、
祖母は店を持つまでに、
本当に苦労を重ねて成功した人だったから、
たくましさ、力強さ、厳しさを持った女性だった。

若女将とよばれたぼくの母親は、
繊細で気配りタイプだが、時に、
周りを引き込むほどの明るさを発揮する女性だった。

板前の親父が後ろで支え、
店はまさに、女性達がまわしており、
こうした女性達に囲まれたぼくにとっては、
女性が社会の中心であると思って育った。

けれど、華やかに見える料理屋には、
様々な苦労があり、創始者の祖母はもちろん、
も、店での元気さと対照的に、
母親嫁ぎ先である我が家の嫁として大変な苦労をしていた。
親父は、そうした中を静かに守る立場を取らざるを得なかった。

一方、我が家は、
日本ではとてもオーソドックスな仏教の家で、
ぼくは祖母から、それをベースに様々なことを教わったのだが、
特に言われたのは「人はみんな平等である」というものだった。

祖母自身が我が家の中で平等を実践できていたかといえば、
それは教えと矛盾したことも多かったけれど、
祖母はそれを公私ともに宣言し、
できうる範囲で実践しようと務めていた。
それは、ぼくに大きな影響を与えた。

とっぴんぱらりのぷう
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